AIトランスフォーメーション専門家で、CosBEの茂見憲治郎氏が、2026年3月28日公開の動画で、美容室を支援するコンサルタントからのDXの相談に答えています。この記事で扱うのは、美容室の強みを顧客に届ける具体策の部分です。
ℹ️サマリー
・認知が課題なら、マップ検索とAI検索で認知を取りに行く ・来店前に髪の悩みを調べる人がたどり着く導線を設計する ・チャットボットに美容師の知見を入れると、独自の挙動になる
強みを知ってもらうために、デジタルの力を組み合わせる
茂見氏は、美容室の強みを認知してもらうために、デジタルの力をどう組み合わせるかを考えると述べています。
デジタルマーケティングのほか、今はAI検索が主流になってきているので、地域の人が髪の悩みを相談するときに、美容師の強みと連動する形で見つかるようにすると茂見氏は話します。
茂見氏は、そのためにLLMOと呼ばれるものとチャットボットを組み合わせる形になると説明します。
💡LLMO
LLMO:ChatGPTなどのAIが質問に答えるときに、自社の情報が参照されやすくなるよう、Webサイトやコンテンツを整える取り組み。「Large Language Model Optimization」の略。
認知では、マップ検索とAI検索への対応が大きい
茂見氏は、認知が課題であれば、まず認知を取りに行く取り組みをする必要があると述べています。
店舗を展開する業種の認知で一番大きいのは、一番大きいのは、マップエンジンオプティマイゼーション(MEO)、つまりマップで表示されたときに評価が高い状態をつくることだと茂見氏は話します。
もう1つは、消費者の検索行動が変わってきているAI検索だと茂見氏は説明します。従来はキーワードで検索していたのが、質問の形で入力するとAIが探してくるようになっています。そのため、従来型のSEOと言われる検索結果のリストに出ることよりも、AIが調べるときにきちんと引っかかって表示されることの方が大事になってくる、と述べています。
来店前に調べる人がたどり着く導線を設計する
茂見氏は、地域の利用者がどのようなことに困って美容室を探すのかを考え、自社のコンテンツが参照されるようにすることが、認知の面でまず取り組むことの1つだだと述べています。
美容室に行く少し手前で、髪や美容のことを調べる段階も含めて考えると茂見氏は話します。顧客が知りたい、調べたいとなったときに、きちんとたどり着いてもらえる動線を設計する、と説明します。
チャットボットで来店につなげ、独自の知見を入れる
茂見氏は、たどり着いた段階はまだWeb上のやり取りなので、そこから来店してもらうまでをチャットボットが担うと述べています。
チャットボットで、事前に顧客と一対一で、顧客の課題感や知りたいことに基づいてコミュニケーションを取り、予約へと誘導すると茂見氏は説明します。
チャットボットには、美容師と顧客の実際のやり取りで生まれている知見を情報として入れておくと、挙動が本当に独自のものになってくると茂見氏は話します。自社の知見をAIに入れる考え方は、CosBE AXメソドロジーの「独自価値そのものにAIを掛け合わせて強化する」方向性にあたります。美容師が強みであれば、その価値を入れられるとよいのではないか、と茂見氏は例として述べています。
マップ検索とAI検索で認知を取り、来店前の動線を設計し、独自の知見を入れたチャットボットで来店につなげる、という整理になります。
デジタルで強みを届ける出発点は、自社の顧客がどのようなことに困って店を探すのかを確かめることにあります。自社の強みに合った集客の動線を整理するところから、CosBEの無料でご相談いただけます。
ℹ️出典
発言者:茂見憲治郎(CosBE Founder & CEO) 聞き手:なし(相談相手:美容室を支援するコンサルタント) 出典:美容院のDX相談にAIトランスフォーメーション専門家が即回答|MEO・LLMO・チャットボット(2026年3月28日公開)https://www.youtube.com/watch?v=vPvrigni0no 該当箇所:5:07〜7:54 関連記事:DXは「ありたい姿」から逆算する|強みを起点にした考え方(同じ動画の別記事)/DXが止まる「ラストワンマイル」|既存システムをAIでつなぐ

