AIトランスフォーメーション専門家で、CosBEの茂見憲治郎氏が、2026年6月19日公開の対談動画で、支援事業者として大切にしていることを話しています。この記事で扱うのは、AI導入でつまずく会社と進む会社の違いについて答えた部分です。
ℹ️サマリー
・分かれ目は、戦略として独自の強みにどれだけこだわるか ・AI導入すること自体が目的になると、成果を得られないことが多い ・経営の目的、独自の部分、向き合うべき課題から始めて技術を組み合わせる
つまずく会社と進む会社の違いはどこにあるか
一言で言うと、戦略として独自の強みにどれだけこだわっていくか、ここが大きな違いだ、と茂見氏は答えます。
質問は、多くの中小企業の経営者と話す中で、AI導入でつまずく会社とうまく進む会社の決定的な違いはどこにあると感じているか、というものでした。
これに対して、実はAIの話よりも、独自の強みにどれだけこだわっているかのほうが大きい、と述べています。
AI導入が目的になると何が起きるか
AI導入という文脈で言ったときに、AIを導入すること自体が目的になってしまうと、思うように成果を得られないことが多い、と茂見氏は話します。
AIは導入できた。だけど企業経営としての価値があまりなかった。そうしたケースがある、と説明します。AI技術自体はあくまで手段だ、というのが茂見氏の位置づけです。
どこから始めると成功するか
企業経営としての本質的な目的が何なのか、そこから始めていく、というのが茂見氏の挙げる順序です。
そのうえで、自社の独自の部分がどういうところにあるのか。そして今1番向き合うべき経営の課題は何なのか。こういったことから始めていって、そこに技術を組み合わせた解決でいくと成功する、と述べています。
この順序は、CosBE AXメソドロジーの「独自の価値を起点にする」という出発点と、4原則の「イシュー・ファースト」にあたります。
中小企業にとってAI活用の本質は何か
特に中小企業という立場においては、自社が存在する価値がどこにあるのか、これが独自の価値というところに現れてくるはずだ、と茂見氏は話します。
その独自の価値をどれだけ輝かせるか。ここに中小企業におけるAI活用の本質的な意味合いがある、と述べています。そこをとにかく見つめ直してこだわっていくプロセスと、そこをAI技術でどのように輝かせることができるのか、ここを支援していきたい、というのが茂見氏の締めくくりです。
AIを導入できるかどうかより先に、自社の独自の価値がどこにあるかが分かれ目になります。自社が何によって選ばれているのかを整理するところから、CosBEの無料相談でご相談いただけます。
ℹ️出典
発言者:茂見憲治郎 氏(AIトランスフォーメーション専門家/CosBE) 聞き手:小渕 氏(MC) 出典:【中小企業のAIトランスフォーメーション】AI導入で失敗しない会社の共通点|経営者が知るべきAXの本質|企業紹介(2026年6月19日公開) https://www.youtube.com/watch?v=qaj3ofPmQbo 該当箇所:02:46〜04:19/12:03〜12:48 関連記事:要件定義から始める開発がAI時代に合わない理由|課題解決へのコミット/汎用AIツールが競争力にならない理由|AIトランスフォーメーションとは

