AIトランスフォーメーション専門家で、CosBEの茂見憲治郎氏が、2026年8月14日公開の動画で、「Claude CodeでAI社員は作れるのか」をテーマにAIエージェントの活用について3つの論点を語っています。この記事で扱うのは、1つ目の論点「Claude Codeのようなツールと業務自動化の関係」の部分です。
ℹ️サマリー
・AIツールの話と、AIによる業務自動化の話は同じではない ・自動化の考え方は2023年から24年頃には導入されていた ・課題を先に定義し、手段はそれに合わせて選ぶという順序
Claude Codeの話題と、AIエージェントによる自動化は同じ話か
茂見氏は、Claude Codeのようなツールの話と、AIエージェントにより業務を自動化するという話はイコールではない、と説明します。
前提として、シンプルにできることがどんどん増えているし、誰でも簡単にできるようになってきたのはすごくいい、という受け止めを示しています。そのうえで、ツールの話と自動化の考え方は分けて捉える必要がある、と述べています。
AIエージェントによる自動化はいつから行われてきたか
AIエージェントを使ってAIに仕事をさせ、業務を効率化するということ自体は、2023年から24年頃には導入されてきている、と話します。
💡AIエージェント:
目的を与えると、必要な手順を自ら判断して複数の処理を実行するAI。
これはClaude Codeに限らず、様々なAI技術の中でどんどん発展してきている、と説明します。AIエージェントについても、Claudeだけでなく、ChatGPTでもGeminiでもそういったものを構築するものは出ている、と話します。
なぜ今Claude Codeが注目されているのか
Claude Codeは自由度が高くて使いやすく、こうしたツールによって自動化がどんどん身近になってきたから話題になっている、という見方です。
自動化の考え方自体は前の章のとおり以前からあり、ツールによって身近になったことが注目の理由だ、という整理になります。手段に応じてAIを活用できるかどうかを決めたほうがいい、とも述べています。
ツールではなく課題から入るとどうなるか
ここで考えていくべきことはClaude Codeを使うことそのものを目的としないことだ、と茂見氏は述べます。
まずは業務の中でどこの生産性を上げたいのか、あるいはどの業務をAIで自律的に動かしたいのか。会社全体を見渡したときの経営課題から入る、という順序です。その業務には人手も時間もかかっている、そこを解消して事業を伸ばす。こうした経営課題を見つけて定義するのは経営者だ、と話します。
そのうえで、その課題がClaude Codeで解決できるならClaude Codeを使えばいいし、Claude Codeでは難しいのであれば違う手段で解決する。このようにどの課題に対してどう改善したいのかを定義したうえで、アプローチとして何が最適かを考えていく。この順序のほうが理にかなっている、というのが結論です。
この考え方は、CosBE AXメソドロジーの「イシュー・ファースト」にあたります。
課題の定義が先で、ツールの選定はその後に来る。これが、Claude Codeの話題に対する茂見氏の答えです。
AIツールが話題になっている時期ほど、先に決めておくべきなのは解決したい課題のほうです。自社のどの業務をどう変えたいのかを整理するところから、CosBEの無料相談でご相談いただけます。
ℹ️出典
発言者:茂見憲治郎 氏(AIトランスフォーメーション専門家/CosBE) 聞き手:小渕 氏(MC) 出典:【Claude CodeでAI社員は作れるのか?】AIエージェント活用で中小企業の業務効率化・生産性向上を実現する方法(2026年8月14日公開) https://www.youtube.com/watch?v=osb5Hqr0G7A 該当箇所:00:41〜02:09/04:23〜05:34 関連記事:個人の生産性を会社の成果につなげるには/AIツールで解決できない課題に直面したら

