AIトランスフォーメーション専門家で、CosBEの茂見憲治郎氏が、2026年6月19日公開の対談動画で、支援事業者として大切にしていることを話しています。この記事で扱うのは、支援で譲れないこだわりについて答えた部分です。
ℹ️サマリー
こだわりは、要件定義ではなく課題の解決にコミットすること 要件を実現できても、経営課題が解決しなければ価値を出さない 中小企業では開発前に要件を全部洗い出すことが困難だという理由
支援で譲れないこだわりは何か
こだわっているのは要件定義ではなく、課題の解決にコミットすることだ、と茂見氏は答えます。
質問は、支援をするうえで絶対に譲れないこだわりや軸があれば教えてほしい、というものでした。CosBEはコンサルティングと開発を一気通貫で提供する会社だ、と前置きしたうえでの回答です。
要件定義から入ると何が起きるか
通常、開発が関連するような取り組みでは、まず要件定義から入る、と茂見氏は説明します。
そこで定義した要件をどう実現するか、というプロセスは、AI時代においては無駄があると思っている、と述べています。なぜなら、要件を実現できたとしても、企業の本質的な経営課題の解決ができていなければ、結果として価値を出さないと考えているためです。
しっかり時間をかけて要件を定義して、それが課題解決になっていれば要件から入ってもいい、とも話しています。
中小企業で要件を出しきれないのはなぜか
多くの場合、特に中小企業においては、課題解決のための要件定義を全部明確に洗い出すことが非常に困難だ、と茂見氏は話します。
理由として挙げたのは、暗黙知として現場に埋もれているものがあること、やってみないと分からないこと、やっていく中で経営環境が変わっていくことです。いろいろな要素があって、最初に定義した要件が正しいものとは限らない、と説明します。
なぜ課題の解決を重視するのか
こうした事情から、課題の解決を重視している、というのが茂見氏の結論です。
この姿勢は、CosBE AXメソドロジーの4原則のうち「イシュー・ファースト」と「リーン&アジャイル」にあたります。
要件を先に固めてから実現するのではなく、解決すべき課題のほうにコミットする。これが、要件定義ではなく課題解決にコミットする、という言葉の中身です。
開発を始める前に要件を出しきれるかどうかが、進め方を選ぶ分かれ目になります。自社の課題がどこにあるかを整理するところから、CosBEの無料相談でご相談いただけます。
ℹ️出典
発言者:茂見憲治郎 氏(AIトランスフォーメーション専門家/CosBE) 聞き手:小渕 氏(MC) 出典:【中小企業のAIトランスフォーメーション】AI導入で失敗しない会社の共通点|経営者が知るべきAXの本質|企業紹介(2026年6月19日公開) https://www.youtube.com/watch?v=qaj3ofPmQbo 該当箇所:04:20〜06:23 関連記事:AI導入でつまずく会社と進む会社の違い|独自の強みへのこだわり/Claude CodeとAIエージェント|業務自動化の本質はどこか

